Rainのいろいろ感想 覚書

Prev  «  [ 2017/10 ]   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  » Next
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
面白い
参議院議員和田政宗さんの本
日本ファーストの保守政党
付録に憲法条文付いてます
超お勧め
お奨め
外国人扶養控除などについて
今読んでいる本
カテゴリ
最近の記事
最近のコメント
リンク
ニコニコ動画お気に入り
nekotokei
ヘタリアのご実家
一人 楽しすぎるぜ~
舞風(MAIKAZE)
http://musoukakyo.maikaze.com/
月別アーカイブ
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

生まれゆく者のメッセージ(バースマーク・テリング)

奇蹟審問官アーサー 死蝶天国(バグズ・ヘブン) (講談社ノベルス)奇蹟審問官アーサー 死蝶天国(バグズ・ヘブン) (講談社ノベルス)
(2009/04)
柄刀 一

商品詳細を見る
  
  生まれゆく者のメッセージ(バースマーク・テリング) 前の続き短編の四話目 他の三話とは全然違う印象を受ける。この本て、前書きも後書きも、amazonのレビューすらも無くて、他の読者はどんな感想を持っているんだろうと思う。

ダライ・ラマって観音菩薩の生まれ変わりなんだ・・へー。今十四世てことは13回も輪廻転生してきたわけなのか?・・・すごいなー。
この話の中では、ダライ・ラマ十四世と並ぶ救済者サムドン・ゲンポの後を継ぐ転生者を、密命を受けた僧たちが探す。
このサムドン・ゲンポは、無量光仏の生まれ変わりだという。(無量光仏は、日本でいう阿弥陀如来で、空間と時間の制約を受けない仏、無明の現世をあまねく照らす光の仏とされる・・・らしいウィキより)
高層たちの瞑想から得た徴をもとにチベットの地を探索し続けたティサンだが、空振りばかりで行き詰まる。そんな時、旅の途中だったアーサーと出会い徴の手掛かりをもらう。
見事にその読み解きは的中し、有力候補となる子供をみつけることに成功する。
再びアーサーと偶然出会ったティサンは、高僧たちが最終判断するために子供の家へ行くその場に立ち会ってほしいと言う。
チベットの乾燥した大地、徴と同じ形の山、同じ形の丘、長く風雪に耐えてきた建物にその子供はいた。
二歳のロサスという男の子。生まれる前からその家の周りでは奇妙な現象が起こっていたらしい。
何処からともなく鳥や動物たちが集り、近くに住む者たちにも良いことか起きる。
そして、高層たちが確認するための品々をロサスの前に出したとき、迷わず選んだのは亡きサムドン・ゲンポ十二世の持ち物だった。ボクの、と嬉しそうに。めでたくサムドン・ゲンポ十二世の転生者は確定された。
これと同時進行にある、タシという四十一歳の若さで命を終える男の話が、胸に詰まって涙を堪える事ができなかった。
実の両親ではないけれど、慈しみで育ててくれたその両親より先に逝く。孝行しきれず恩返しできないことが心残りだと・・・。
そしてもし人として生まれ変われることができるなら・・・。
タシは一歳の頃に火傷に覆われた体で捨てられていた。治療で痕は消えて行ったが、一か所、掌だけは消えなかった。まるで何かの証のように。
・・・これこそが奇跡という言い方に相応しいんじゃないだろうかと思う。
私は時空物とか輪廻転生の物語は大好き。魂の使い回しかとも思うけどファンタジーでロマンチックで苦悩もある。
でも、この話はもっと・・リアリティがあって不思議なのに不思議じゃない。
遠い記憶は細胞の一粒、遺伝子の彼方から宇宙を廻って、それでも在り続ける。
暗闇から抜けたとき、再び同じ風が同じ音色が同じ星が温もりとともにそこに在る。
空間と時間の制約を受けない無明の現世をあまねく照らす光・・・記憶の底に眠る光を辿ることが無量光仏なのかもしれない。
光を見失って道に迷うものがあっても、本当は誰もが心の奥に無量光仏を潜めて宇宙を廻っているのかもしれない。
人は、数多の過去を背負い込みながら生まれ出で、新たな世界でまた記憶を刻む。そして闇から光への旅を繰り返す。
広く考えれば、自分はちっぽけ過ぎるくらいの存在ではあるけど、ひょっとしたら未来の自分たちのための栄養分の欠片くらいにはなれるのかもしれないなぁ。
そんなことを感じさせてくれた、この物語だけは棺桶まで持って行きたいなと思った。
・・・ぁぁ言葉も表現力もないステレオタイプな私なんかが感想書くのもおこがましい。

C

omment

P

ost omment


T

rackback

この記事のトラックバックURL

http://akhs.blog103.fc2.com/tb.php/1461-7e3df245


応援しています













豊洲の
反対支援
プロフィール

Author:レイン Rain
映画とかアニメとかRPGとか観劇とかいろいろ少しづつ。全てにおいて毒舌、偏り、腐発言多々あり。
最近やっと世の中に目を向け出した。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。