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レディ・ジョーカー(下)文庫本

レディ・ジョーカー〈下〉 (新潮文庫)レディ・ジョーカー〈下〉 (新潮文庫)
(2010/03)
高村 薫

商品詳細を見る

やっぱり下巻にはつい力が入るなぁ、上、中、と半分寝てたよね・・・
読み終わって早々だけどもう一回最初から読みたいよ

メモだけ あとで整理しなおそう

一九九五年夏、、、

城山の義弟、杉原がの自殺はなんとかならなかったのかな、哀れだなぁ
仕事の上での実力もなく家庭の状況や人間関係も・・全てにおいてこの人も歯車の一つで、自分を出せずにずっと訳も分からず周りを見ながら生きてきたんだろうな。
疎外感に何処にも身の置き場がなかった。ただ弱いというだけでは哀れ過ぎる。
醜聞を晒そうとする報道と本当に暴いてほしいものごとの不公平さに、城山が心の中で合田に助けを求める。これには胸にズンとくる。
用のある時だけ呼びつけられ絞られる、ほとんど幹部の雑巾だという合田、この喩えがなんとも好きだ。何故か雑巾に反応するんだな私って。ボロが付くと尚良い。
一人だと感じた夜、孤独に浸り価値観も自分一人のものだという自由さを満喫している、
精神の均衡さに危うさを感じつつも加納に助けを求める事を考えないのは、何物にも囚われない孤独な中に唯一半田という獲物を我がものにするという、甘い果実に魅入られたように
誰もが皆今を明日をその先を生きるために一生懸命で、あると時ふと足を止める瞬間があって来た道を振り返れば、そこには自分の何が残っているのか、
それを見極めればまた先の行く道が見えてくる
それぞれがそれぞれに思うこと、悩んでも途方に暮れても進むしかない道がある
でも結局選ぶのも決めるのも自分自身でしかない
どうしたってどれだけ思ってもお互いに他人ごと以上にはなれない
ならどんな形にしろ自分の中で折り合いを着けていくしかない
ひょっとして杉原の娘、佳子がこの物語で一番の加害者であり被害者なのかな

一九九五年秋、
競馬組、なんか寂しいな。
一緒にいてもバラバラなのに、バラバラなりにまとまってるというかバランスがとれてるというか、
物井の夢現な過去の幻想にじんわりくる
ヨウちゃんの普通の中でももっともまともな普通さが凄く好きだ。その若さで霊園のパンフ集めとは、、、この物語の中で唯一下心無しでほのぼのさせてくれる。
高はあまり出てこないけど、実は私的に一番気になる存在でもある。裏の世界と繋がっているんだろうに、本当は無邪気にヨウちゃんと遊んでいたかったんじゃないかな何時までも。抜けたくても (そう思ってるかどうかは知らないけど) 抜けられない世界の端っこで、何者でもない自分を夢見てるんじゃないだろうか。。。
布川は、その忍耐強さが悲しいかもしれない 本当に誰かどうにかできるものなら・・・何か気持ちの上で助けになれることはなかったんだろうか 漠然と受け止めその為の努力で日々をやり過ごすような 
半田は、、、
合田の半田への執着は、警察組織への反抗の表れで、そうすると半田も根本は同じで
報道にしろ企業にしろ警察も、人の心を持つと途端に余所者になってしまうのか
根来が行方不明になったときの、加納と合田の会話が説明臭い・・・前の方がいい・・・
加納が何故ここまで演説して合田に訴えなきゃいけないんだろう
圧倒的な力に打ち負かされて無力感に陥っても、そこに留まっては何も変わらずどうにもならない
加納は優しい優しすぎる、万人に対して、、、絶望感を味わっても、
そこから自分はどうするべきか、どうしたいのかちゃんと解っている
優しさを軟弱ではなく強さに変えて行くべき道を違えず進もうとする
目指すものがあまりにハッキリとしていて潔い、加納、凛々しいーっ

単行本ではわからなかった加納の立ち直りの様子を今回は見せられた感じだ

倉田と晴子だけは納得できん!断固として!私が!
合田は半田と比べて持っているものいないもの、などと考えているが、
半田にあって合田にないもの、LJの仲間とか?競馬の仲間とか?考えたのかな
合田には加納がいるじゃないか・・・こんなにも素敵なお義兄ちゃまが
合田が唯一知っている純粋な情熱というのは、自分ではなくまさに加納のことではないか
どうしてこんなに合田は半田に囚われるんだろう
もう世界に二人しかいないみたいに・・・
城山のことを思うと、何かにつけ悔しい想いがする
城山と倉田・・・うーーーむむむむ
ヨウちゃんが一生懸命書いてた「LJではない」と言う手紙・・・どうなってるの?単行本でもそうだったけど、全然出てこないのがすっごく嫌だわ。ヨウちゃんや本物のLJが蔑にされてる気分。
警察組織という巨大なロボットの中のネジ一つ、はみ出したネジの影響は一つの関節を爆破し、それでも崩れず頭だけはしっかり守り続ける、新たに修復しまた何事もなく動き続ける
それっぽっちの部品一つ、人間として動くことは許されず、しかし人間として保つために納まりきれなかったものの一つが半田であり合田なのだから
三好も半田も合田も何所かでは同じ符号を持っていたのでは
合田には半田が同一のものとして解り過ぎるくらい解るのでは
本当を言えば、私は合田のことがあまり好きではない、
半田にもとくになんの思いも持たない、けど
三好の死に泣く同僚に対して、正気かと聞きそうになる・・
ああ、私は半田と同類なんだと漠然と感じた
悲しみも涙も自分の中だけのもの、事実は事実でも全部お芝居の中の事実みたいな大きな枠の中で自分たちの幻想を築いてきた自分たちで勝手に、その中での不満も悲しみも涙も共感も 一度枠から外れればホラ他人ごとになる あぁこれが一人芝居か・・・
もう、合田と半田ラブラブじゃん
す、すみません、、、ふと今気付いたんですが、半田、一千万円も貯金があってなんで都営住宅なんてとこに住めるんですか??? けーさつだから!?
高、高、高、、、本当はあんたが一番悲しい、私は、高が一番気に掛る、もう二度とみんな揃って競馬場に並ぶことはないんだなと思うと悲しくて仕方無い。
競馬組、とくに高のことを思うとついつい涙に暗れてしまう。。。
秘密というのは重いものだね・・倉田を崩れさせずに保たせていたのはなんだったんだろう
ああヨウちゃんが出てくるとホッとする。癒しだな~、ひょとして高も何を考えてるかわからないヨウちゃんの何所かにこんな部分があるの感じてたのかな、癒されていたのかな。
取り残されたレディ、 世の中のすべてに取り残されたような無力感  どうしようもないことってあるよね。。。
どこにもやり場のないその気持ちを物井は鬼と呼ぶのか
合田はとことん刑事としてレディ・ジョーカーを追いたかった・・とはまた別の様な気がする
刑事根性というか警察のなんたるかを突き詰めることすら無意味の境地で
ただ自分が自分であろうとするように、しかしそれすら加納のしていることの大きさに飲まれ霞んでいってしまいそうな絶望に似たもの
ここにも世の中から取り残されたものたち、あれだけ世間を騒がせ脅かした事件すら取り残されなおざりに置いて行かれようとしている
もう合田には半田しかいないのだ
自分やレディ・ジョーカーを存在させるというのも通り越した、ただ自分と半田との決着を達成させるだけの世界それしかないのだ
加納も遠ざかって行った、でも自らも遠ざかった・・姿もみえなくなる距離に
政界の圧力で動かない警察などレディ・ジョーカーより遥かに何倍も卑劣で低俗で、
そんなものが罷り通る世の中こそ合田や半田より狂気だ、
そんなものに塗れている世の中からはみだした合田やレディ・ジョーカーの方がまだ健全かもしれない
はみ出さずに戦っている加納は・・・いやこの人はまた違った次元かも

単行本を読んだ時はただただ圧倒されてただけかもしれない
こうして文庫本でまた繰り返していると、今度は泣けてきて仕方無い 

C

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P

ost omment


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プロフィール

Author:レイン Rain
映画とかアニメとかRPGとか観劇とかいろいろ少しづつ。全てにおいて毒舌、偏り、腐発言多々あり。
最近やっと世の中に目を向け出した。