Rainのいろいろ感想 覚書

Prev  «  [ 2017/10 ]   1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31  » Next
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
面白い
参議院議員和田政宗さんの本
日本ファーストの保守政党
付録に憲法条文付いてます
超お勧め
お奨め
外国人扶養控除などについて
今読んでいる本
カテゴリ
最近の記事
最近のコメント
リンク
ニコニコ動画お気に入り
nekotokei
ヘタリアのご実家
一人 楽しすぎるぜ~
舞風(MAIKAZE)
http://musoukakyo.maikaze.com/
月別アーカイブ
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

青木「秘密」

直線にして300mの距離。
いつも行くスーパーから帰る道で、私の住んでいる所が見える。
ここを通る時、必ず思い浮かべる。
この距離を夜中に必死で自転車を走らせてモモのアパートへ行く幸田の姿を。
私の思考の基準、原点がそこにある気がする。
もう会わないと、捕まればいいとまで言っておきながら、
行動することは、全力でモモを護ることばかり。
逃げ出すことしか考えていなかった人が。。。

だから、駄目だったんだね。
どうしても、青木のことが情けなくしか見えなくて。
青木はね、何でもある。
家族や立派な仕事、エリートでもある。仕事の仲間、恋人。
何も不自由はない。
恵まれてて幸せな人だった。
その上人並み以上の正義感の持ち主。
守りたいものも繋がりたい人々もいっぱいある。
こういう人が、何にも持っていない人の気持ちを解かる訳がない。

最初は単純に、二人がくっつけばいいと甘い夢を見ていたが、回を追う毎に絶望的になり、
腹が立つやら欝になるやら精神衛生上とっても宜しくないことに。
でも二人の仲が絶望的なのは、冷静に考えれば当然だった。
あまりにも存在する世界に差がありすぎる。
多くの苦しみを知っている人と、何も知らなかった人。
一つ一つの事件を解決していくことで、
一人一人の苦悩や悲しみを味わい咀嚼して自分の血肉にと変えていく。
何度繰り返しても薪さんの場所までは辿り着けない。
それがじれったくて。
とことん噛み締めて、あるのは自分の命だけ。
その命あることすら苦しみになる。
狂気に侵されそうな闇の中で息をすることも辛い。
絶望と虚しさに甘んじることなく光を見い出せるか。どんな光を見出すのか。
そこでやっと向こう側にいる人間の気持ちを、少しは理解できるようになるのではないの。

青木は若い。
未熟ではあるけど情熱は人一倍だった。
だから、薪さんに対する気持ちに気付くことができれば、ドンと押し通して行けるかと思ってた。
やっぱ情熱だけじゃ駄目なのね。
それはただの一人よがりだからね。
雪子にはそれを理不尽にも押し付けていけたけど、
本命には畏れ多くて気付くこともできなかった。
それほど大切な存在でもあったということなんだろう。

その人の命一つ。
自分の命一つ。
それだけあれば、息ができる。他は何にもいらない。
長かったな。ここまで来るの。(←リアルで)
向こう側でもこちら側でも、すべての枠を超えるまでには時が必要だった。
青木はまだ入口を入ったばかり。
今からが始まり。

鈴木さんの かわりには
誰にも なれない
ただ 願うことが できるだけなのだ
死んでしまった人の 分も
薪さんを愛していけるように と
鈴木さんの画を 思い出す度に
願い続けることなのだ

もう薪さんは青木に鈴木を重ねることもないんだろう。
もしあっても、きっと笑って話せるようになるんだろうね。




余談だけれど、
どうしても高村さんの本を思い出してしまうね。
他のBL本なんかでは特にそういうこともないのに、「秘密」では何故か重ねてしまう。
社会背景的なところでかなあとも思う。
キャラとしてもいろんな登場人物を重ねるが、
漠然と薪さんをシンクレア、青木をジャックな感じが多いな。
まあ、全く違うキャラクターなのは確かなんだけど。
二人だけが重ねた一時を聖域のように護っていく。
ただの思い出ではなく生きる糧として。
なんか・・そういう雰囲気が・・なあ・・

C

omment


はじめましてm(_ _)m
過去に、幾度か記事を拝読していたのですが、コメントを残すのは初めてです。

この度、「秘密」に関する記事を、改めて、一気に読ませていただきました。
共感する部分にうんうんと頷いたり、自分とは違う視点の部分になるほどと思ったり・・・充実した記事の数々に、引き込まれました。

レインさんは、アニメを見てから、「秘密」に入られたのですね。
私は、原作が先ですが、その原作に出会ったのが、ちょうどアニメ放映時だったので、レインさんと、ほぼ同時期に「秘密」にハマったことになります。
なので、レインさんの感想を追いながら、当時のメロディの展開を思い出し、懐かしくもあり、同時に新鮮な気持ちになったりもしました。

どんどんハードになる展開に、薪さんがどうなるのかと、胃の痛みを覚えながらも、メロディで薪さんを追わずにはいられませんでしたが。

>薪さんはちゃんと生きてるし

という結末で、何より良かったと思いました。

そして、

>青木はまだ入口を入ったばかり。
>今からが始まり。

というお言葉に、共感致しました。
これを書かれたレインさんのお気持ちと、私の考え方が、完全に一致するかどうかは分かりませんが、私も、「薪さんの苦悩など理解出来ない、幸せな世界に居た青木が、今、薪さんの居る世界の入り口に立ったところ」という感想を抱いたので。
自分の感想と近い言葉を見つけて、コメせずにはいられませんでした。

>長かったな。ここまで来るの。(←リアルで)

ですよね・・・。
この4年間、「秘密」によって、様々な思いを味わいました。

4年間、「秘密」を追ってきて、次号(もう来週発売ですね)を残すのみとなりましたが。
どんな結末であれ、清水先生が描く物、描きたかった物を、受け止められたらと、今は思っております。

お邪魔致しました。

かのん URL | 2012/06/20 13:50 [ 編集 ]

4年・・・
かのんさん、こちらこそ初めまして。
お返事が大変遅くなって申し訳ありません。
過去のものまで読んでいただいていたとは、恥ずかしいけれどとても嬉しいです。
そうですアニメからなのですが、もう4年も経つんですね。
最初にここで感想を書き始めたころは、記憶の中でアニメと原作がごちゃごちゃになって、中々「秘密」の世界観が掴めませんでした。
しかし原作を読めば読むほど薪さんの魅力に嵌ってしまって、今振り返るとあの無我夢中さが懐かしいです(笑)。

かのんさんは、同じ頃に原作からということですが、アニメはご覧になったでしょうか?
どうも原作を知っていらっしゃる方からはアニメの評判は悪かった様子で、私はそれで原作を見てみようという気になりました。

一時は内容の厳しさと薪さんの精神状態が読んでるこちらにまでシンクロしてくるような感覚に陥りましたが、決して後悔はしていません(笑)。
本当に出会えて良かったと思う作品です。

感想も、ただ感情のままにぶつけている、誤字脱字多し日本語になってない!というとってもお恥ずかしいものですが (実はかのんさんのコメントを見てから私も最初から読み直してみました(;´∀`)) 共感していただける部分があったことはとても嬉しいです!

私は、青木に対してずっとストレスを感じていました。いろんな意味で。
それが最後の薪さんの言葉で、すべて解消されました。
ちゃんと分かってたんだって。
清水先生に、今まで酷いこと言ってごめんなさい、と謝りました。心の中で(笑)。
この最後は私にとって最高の終わり方なので、もう言うことはありません。
今週のメロディの最後の「秘密」、私も静かに受け止めたいと思います。
・・・ち、ちょっと自信ないですけど。

かのんさん、コメントをして下さって本当にありがとうございました。

レイン Rain URL | 2012/06/24 05:49 [ 編集 ]

P

ost omment


T

rackback

この記事のトラックバックURL

http://akhs.blog103.fc2.com/tb.php/2342-8709b71e


応援しています













豊洲の
反対支援
プロフィール

Author:レイン Rain
映画とかアニメとかRPGとか観劇とかいろいろ少しづつ。全てにおいて毒舌、偏り、腐発言多々あり。
最近やっと世の中に目を向け出した。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。