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Rainのいろいろ感想 覚書

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「大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう」

昨日書いていた感想は八分目くらい読んだものだったので、全部読んだ今の感想を書き足したい。
中高生向きかなと思ってたんだけど、終盤になって20代向きに変えようと、そしてラストになってこれ年代全部いいわってなったw

実は読んでてどこか懐かしいような気がしてたというか、よくあるパターンの設定だよねと思ったのが、昔よく読んでた赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズに似てるからじゃないかと。
三毛猫ホームズではヒロインの片山晴美が大好きだった。
当時いつも他力本願で自分では何も考えずその癖我が儘でしかもグズグズしてるアホな私が、こんな女の人になりたいなとお手本にするべく読んでた三毛猫ホームズシリーズ。
おゆうは晴美で、同心鵜飼伝三郎は兄義太郎、岡っ引きの源七親分たちが石津刑事、そして三毛猫ホームズは現代で化学分析をする宇田川。
なんて風に考えてみたらピッタリ来た。
三毛猫ホームズは勿論人間の言葉を喋る訳では無いので何かしら事件に繋がるヒントを示唆してくれ、考えるのは晴美たちの役目。一方宇田川はそれこそ答えをハッキリ出して優佳に教えてくれる。だが、現場は江戸でありそのものズバリを伝三郎達に言うことは出来ない。、如何に自然を装って答えに導くか四苦八苦する訳だ。
もっとも伝三郎の場合は片山と違って二枚目でモテるんだけど。
晴美の様に自分の考えをしっかり持ってて行動力があり咄嗟の場合も機転が利く為人に憧れたけど、いや今もそうなりたいと思ってはいるけど、そういう系統のヒロインが今では様々なところで多く活躍していて、いき過ぎた主人公補正の傲慢さのようなものが鼻に着くようになってしまった。
だから、おゆうのようなヒロインだと、ああまたこのパターンかとウンザリしてしまう。
それでも面白いから次も読もうと思うのには、理由が二つある。

一つ目
三毛猫ホーム・・・と結び付けた時、あ、そうか刑事物だ!と気が付いた。
私の好きなタイムトラベル物で時代は江戸だけど、同心は刑事だ。刑事で捜査だ。証拠を集め犯人を突き止める。
同心(刑事)伝三郎と仲間の同心(刑事)や属するお奉行(警察や役所?)、藩やら老中やら(政治家や官僚)たち、組織や人間関係は現代と同じなんだ。
再び私の好きな刑事物じゃないか。
事件を起こす犯人たちもまた同じだと、そう思ったら何だか急に登場人物に魅力が増した。殺伐としたものは現代の方が勝ってるかもしれないけど。

この先ラストのネタバレを思いっ切り含む。

二つ目
そして読み始めてからずーっとおゆうに対してツッコミまくってたことがあるんだけど。
なんでやねん!よくバレないな!伝三郎おかしいと思わんのか!そこあかんやろ!絶対違和感ありあり!
みたいなのが、なんと、ラストのラストで90%くらい回収してくれた。

・・・こういうタイムトラベルもので、しかも恋愛が絡むと暗い先しか私には見えない。
おゆうの源三郎に対する感情や態度を現代風にあっけらかんとした感じで表現されている。
でも真剣になったらダメでしょ。絶対に夫婦になるのは無理でしょう?と思う。
伝三郎が本気になったらどうすんの。この時代の人を弄ぶの?自分探しみたいな個人の満足の為に来て好き勝手やる。そう、この軽さも好きじゃ無かった。
いくらおゆうがいい女でも、未来から来た事実がある。人を形作る世界観が違い過ぎる。
私には時代考証が何処まで正しいかは解らないけど、
事件の証拠を現代の科学で分析することを上手く隠したとしても(全然隠せてないけど)、鵜呑みにするほど当時の人が馬鹿だとは思えない。
それ以上に、江戸時代のおゆうには生活感が無い。
伝三郎に振る舞われる酒や料理は現代のデパートから買ってきている物。住んでいる家の台所を使っている描写が無いということは、おゆうは自分の家で食材を買ったり料理を作ることは一切していないと見た。
掃除はしているようだが洗濯もしない。いくら家の中とはいえ近所の人も何となくおかしいと思うでしょ。
それに宇田川は、優佳が隠してても江戸時代からの物証だと見抜いた。有りえない事だと信じられなくても、分析結果がそう言ってる。
その逆も言えるのではないか。江戸時代で有りえないと信じられなくても状況証拠が物語る。
いくら立派な料理が目の前に並べられていても、料理する過程には材料があってそれを包丁なり鍋を使い煮炊きして良い香りも部屋に立ち込めたりするはずなのに、その痕跡が無い。
何より、宇田川にバレたのは分析が物証である手拭いにも握り飯にも現代の化学物質が皆無ということ。
ならば、化学物質塗れの食品を伝三郎が食べて違和感持たないのもおかしいと思う。
混じりっ毛の無い自然の食品より添加物だらけの方が絶対不味いと思うもの。伝三郎はよく「毒入りか!?ぺっぺっ」ってならなかったと思うわw

そして同じ日本人とは言え性格なども昔と現代では随分変わっているのではないかな。
江戸時代の女性の中に入って違和感なく混じることなど出来ないと思う。まあ実際目立った存在ではあるみたいだけど。

そんなこんなでおゆうという人物は、目の前にいながら其処に居るような気がしない。夢の中の実体のない人物のような・・・
圧倒的な世界観の壁があるように見える。
こういう場合、それを相手が知っていても知らなくても時間の壁を乗り越えるのは大抵現代側の人間で、現代を捨て時代の過去に残る印象。
「時をかける少女」は、未来から来た少年が未来に戻るのはそもそも目的があって現代に来るものだから目的を達したら戻らねばならない。従って別れになる。
でもこういったおゆうみたいに自分探しみたいな、また自分の意思でなく来た場合は過去の時代を選ぶ。
その場合、自分が天涯孤独の身でなくてはならない。現代を捨てるのは、親兄弟すべてのしがらみを捨ててただの行方不明者になることだから。おゆうがそんな無責任な大決断を出来る人間だとは思えない。
だからおゆうの軽さにロマンス重視の中高生向きなのかなと思った訳だけど・・・・

ところがどっこいw
最後の最後に、またまたご都合主義がwww
伝三郎よオマエモカ
おゆうに甘いのは惚れた弱みなんて言ってるが、
あんたも未来人だったとは!
優佳より前の大東亜戦争終戦直後からだった・・・・・
だから、不思議に違和感を感じても付き合ってられたんだね。
賢い、砕けてるのに固いのは慎重さの表れ、で優しい・・・そら惚れるわあ。
これでは物語が軽くなる所か重みが増していく気がするのは気のせいか。
お互い正体を隠したまま時代を超えて事件を追究。
何だか明るい未来が見えてきた。
軽くないロマンスが成り立ってしまいそうw。

今以上おゆうを嫌いにならなければ読み続けられそうと思い早速次を買ってきてしまった。

C

omment

P

ost omment


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プロフィール

Author:レイン Rain
映画とかアニメとかRPGとか観劇とかいろいろ少しづつ。全てにおいて毒舌、偏り、腐発言多々あり。
最近やっと世の中に目を向け出した。